TOP イマ、ココ、注目社長! 自らのキャリアだけより、家族の幸せを優先した男が描く夢とは

2020/05/13

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第86回

自らのキャリアだけより、家族の幸せを優先した男が描く夢とは

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  • ユニファ株式会社 代表取締役CEO 土岐 泰之氏

 

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新型コロナウイルスの影響が深刻さを増し、人と人、人と物をつなげる手段として、改めてインターネットとデジタルのパワーを思い知らされる毎日です。

 

これをきっかけに、さまざまな分野におけるデジタライゼーションが加速するのは間違いないところでしょう。

 

そうしたなか、保育園という超アナログの世界を、AIIoTICTといったデジタルの力で変えようとしている企業に注目が集まっています。東京に本社のあるスタートアップ、ユニファです。

 

ユニファ(Unifa)とは「Unify(一つにする)+Family(家族)」の造語で、同社は「家族の幸せを生み出す あたらしい社会インフラを 世界中で創り出す」をパーパス(存在意義)とし、全世界から1万社以上が集まる第一回スタートアップ・ワールドカップで優勝するなど、そのビジネスモデルは世界的にも高い評価を得ています。

 

創業経営者の土岐氏に、ご自身のキャリアを含め、ユニファのこれまでとこれからを伺いました。

 

(聞き手/井上和幸)

本インタビューはzoomにて行いました。 通常の写真と異なりますことご了承ください。

――まずはこれまでのキャリアからお伺いできればと思います。

 

土岐 学生時代から事業家や経営者になるのが夢でした。といっても、具体的なテーマがあるわけではなく、まずは社会勉強も兼ねて就職しようと思いました。金融と商社を真っ先に考えたのですが、起業の勉強をするならば事業に近いほうがいいだろうと考え、商社に的を絞り、結果、住友商事に入りました。

 

配属されたのが、新しく立ち上ったばかりのベンチャーキャピタル部門でした。実際のベンチャーに出資したうえで、経営の伴走役となるような仕事を任され、とても勉強になりました。

 

 

――学生時代から経営者志望だったということですが、そう思わしめる原体験のようなものがあったのでしょうか?

 

土岐 大学時代、英語で討論する英会話サークルに所属していました。ある社会課題――たとえば原発の是非、入試の存在価値――に対して、賛成と反対の立場に分かれ、その是非を英語で議論するんです。その活動を通じ、社会問題を解決することの難しさを思い知りました。立場を変えればまったく違う結論が引き出されるからです。そして、将来、そうした課題をうまく解決できるような事業を興したいと思うようになったのです。

――社会課題の解決というところから起業に興味を持ったわけですね。住商時代、具体的にどのようなベンチャーに投資をしたのでしょうか...

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プロフィール

  • 土岐 泰之氏

    ユニファ株式会社 代表取締役CEO

    1980年生まれ。九州大学経済学部卒。 2003年住友商事に入社し、リテール・ネット領域におけるスタートアップへの投資および事業開発支援に従事。 その後、外資系戦略コンサルティングファームのローランド・ベルガー、日系コンサルティングファームのデロイトトーマツにて、経営戦略・組織戦略の策定および実行支援に関与。 そして二児の父として自身の「共働きの中での育児の大変さ、子育て環境を支えるサービスの必要性を痛感」した経験をもとに、2013年5月にユニファ株式会社を設立。全世界から1万社以上が参加した第一回スタートアップ・ワールドカップ(2017年)で初代優勝をする。