TOP 敏腕キャピタリストの着眼点 SIer、コンサル、経営者――さまざまな経験がVCとしての糧に。【後編】

2020/04/23

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敏腕キャピタリストの着眼点

第2回

SIer、コンサル、経営者――さまざまな経験がVCとしての糧に。【後編】

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株式会社オプトベンチャーズのパートナー細野尚孝さんをゲストにお迎えしている「敏腕キャピタリストの着眼点」――。後編では、VC側が投資を決める際のポイント、今後成長する経営者の共通点、お勧めの注目企業などをうかがっています。(前編はこちら

投資先を見るポイントは、「人、市場、ビジネスモデル」と社会性。

細野さんが投資先を選別するときのポイントは、前述の話以外に大きく3つあるという。

1 人(経営チーム)

2 市場

3 ビジネスモデル

の3つである。

 

まず、人(経営チーム)に関しては、視座の高さやビジョンの大きさ、あるいは、社会に対してどういうかかわりを持とうとしているかを注視しているという。

「良し悪しあると思いますが、自社の利益を最優先して考えているような起業家はあまり得意ではありません。それよりも自分たちが何を生み出し、それが社会に対してどう貢献するのかという視点を持っている人たちの方が最終的には大きく成長すると思っています」

 

次に、市場に関しては、当然、その大きさや成長率だ。

「社会性につながって来るとは思うのですが、一部の対象のユーザーだけが使って喜ぶものよりも、幅広く社会に対して受け入れられているものかどうか。これは市場の大きさと関連性が高いと思っています。さらに高い成長率で伸びていけそうなものかどうかです。そうであれば社会から求められているということにつながりますから」

最後のビジネスモデルに関しては、「三方よし」になっているようなモデルが理想的だという。誰かから富や利益を収奪するようなものでなく、新しい価値を生み出すようなモデルになっているかということだ。

「結論でいうと、社会性、公共性みたいなところに目が向きますね。それを、人なのか? 市場なのか? ビジネスなのか? といった点で評価させていただいています」

 

 

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プロフィール

  • 細野 尚孝氏

    細野 尚孝氏

    株式会社オプトベンチャーズ パートナー

    新卒で大手SIerに入社。入社以降一貫し金融機関向けPJを担当。 その後、経営コンサルティングファーム(組織・人事領域)を経て、独立。 ベンチャー企業の支援やメディア事業の運営を行う。 オプトにジョイン後は、新規事業、経営企画、M&A業務等を経験。 2013年VC事業を立ち上げ、2015年にオプトベンチャーズの立ち上げ。 現在に至る。

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  • 井上 和幸

    井上 和幸

    株式会社 経営者JP 代表取締役社長・CEO

    1966年群馬県生まれ。早稲田大学卒業後、株式会社リクルート入社。人材コンサルティング会社に転職後、株式会社リクルート・エックス(現・リクルートエグゼクティブエージェント)のマネージングディレクターを経て、2010年に株式会社 経営者JPを設立。企業の経営人材採用支援・転職支援、経営組織コンサルティング、経営人材育成プログラムを提供。著書に『ずるいマネジメント 頑張らなくても、すごい成果がついてくる!』(SBクリエイティブ)、『社長になる人の条件』(日本実業出版社)、『ビジネスモデル×仕事術』(共著、日本実業出版社)、『5年後も会社から求められる人、捨てられる人』(遊タイム出版)、『「社長のヘッドハンター」が教える成功法則』(サンマーク出版)など。

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