TOP イマ、ココ、注目社長! GAFAに負けない日本発のプラットフォーマーを目指す。【前編】

2020/04/22

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第83回

GAFAに負けない日本発のプラットフォーマーを目指す。【前編】

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  • 株式会社ギフティ 代表取締役 太田 睦氏

 

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メールやSNSを通じて手軽にギフトを贈れるサービス、eギフトが日本にも普及し始めています。そうやって受け取った電子チケットを店舗で提示すると、商品と交換してくれるという仕組みです。数十円という低価格の商品も贈れるうえに、配送料などのコストがかからないことが普及に弾みをつけています。

 

ギフティはそのeギフトの発行から販売、流通まで、一気通貫のサービスを提供する企業です。

 

個人間でeギフト贈るサービスと法人が個人にeギフトを贈るサービス、それに、小売店向けにeギフトを発行/販売するシステム「eGift System」を提供するサービス、地域活性化を目的にプラットフォームを提供するサービスの4事業を展開し、売り上げを伸ばしています。

 

今回は、その創業社長である太田睦氏にお話を伺いました。太田氏は1984年生まれ。慶應義塾大学総合政策学部を卒業後、アクセンチュアを経て、仲間とともに同社を起業しました。

 

(聞き手/井上和幸)

大学時代のサークルの定番行事から起業のアイデアを得た

――そもそもなぜギフティという企業を立ち上げたのか、創業の発端を教えてください。

 

太田 就活中、当時、ベストセラーになっていた『ウェブ進化論』(ちくま新書)という本を読んだ影響が大きいと思います。著者は梅田望夫さんで、ITに詳しい経営コンサルタントです。そこには、世界中から優秀な人間が集まり、お金のためというよりは、世の中をよくするためのサービス開発に鎬を削っているという米シリコンバレーの内幕が詳しく書かれており、いいな、僕もそんな風に働いてみたいな、と、その世界に憧れたんです。

 

 

――シリコンバレーで働きたい気持ちになったということでしょうか。

 

太田 いえ、そうではありません。GAFAという言葉はありませんでしたが、既にその4社が台頭してきており、グローバルで存在感を増していました。そうした存在が日本からも出てきたらいい、自分も起業しその一翼を担えたらいいな、と思ったんです。

 

でも起業するには、解決すべき課題の設定が必要です。ところが、私はまだ大学生だったので、世の中で何が課題になっているのかもよくわかりませんでした。だったら、まず既存の会社で働いてみようと。

 

大学は文系でITの知識やスキルもまったくありませんでしたが、起業分野はITと決めていたので、システムエンジニアをやってみようと考えました。IT系のコンサルティング会社をいくつか廻り、結局決めたのがアクセンチュアでした。

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プロフィール

  • 太田 睦氏

    株式会社ギフティ 代表取締役

    1984年生。慶應義塾大学総合政策学部卒業。2007年アクセンチュア株式会社にて公官庁の大規模開発業務に従事。2010年株式会社ギフティを設立、代表取締役に就任。