TOP 私が経営者になった日 【鳥越淳司氏】リスクを恐れず、責任を取って前に進め。(Vol.3)

2020/03/30

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第39回

【鳥越淳司氏】リスクを恐れず、責任を取って前に進め。(Vol.3)

  • 経営
  • キャリア
  • 経営者インタビュー
  • 株式会社相模屋食料 代表取締役社長  鳥越淳司氏

 

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社長に任命された日=経営者になった日ではありません。
経営者がご自身で「経営者」になったと感じたのは、どんな決断、あるいは経験をした時なのか。何に動かされ、自分が経営者であるという自覚や自信を持ったのでしょうか。

 

豆腐業界のトップメーカーとして、意欲的で新しいヒット商品を様々に展開するだけでなく、全国各地の豆腐メーカー再建にも注力している株式会社相模屋食料代表・鳥越淳司氏にお話を伺いました。

 

 

●5割できそうならスタートする

会社が大きく成長する中では、いろいろな事件も起きるし、へこむこともあった。全くうまくいかないというときもある。ただ、そこでへこたれることはないのが鳥越氏の強さだ。

 

「どんどん進めていこうというパワーのほうが大きかったのかな。あまりリスクや、やることでのデメリットや、立ちはだかる損失や、そういったことは考えないようにしています。」

 

結果的に無駄なことや取りこぼしは多いかもしれないが、それらを全部除いていこうとはしていないという。

「100パーセント準備ができてからでは遅い。7割・8割の準備で始める人たちも多いと思いますが、私たちはそれよりも速く、5割何とかできそうだったらもうスタートしようと。
そうすると、スピードボーナスポイントが付くので。“これだ!”と決めて向かって行けば、7割・8割まですぐに到達します。あとの2割は、どうせカスみたいなものしかないから捨てよう、というような感じの話を、みんなにはしています。

 

5割でスタートするというのは結構勇気がいるけれども、でもやってみたら、それが一番リスクのない方法なんですよ。グチャグチャ考えているうちに、リスクがいろいろな感じで追いついてきますので。バーッと走ってしまえば、“リスクって何だっけ?あのへんにいるよね”となる。」

 

●コンサルタントも思わず応援する『やる力』

鳥越氏は、これまで多くのコンサルタントに「もう少し経ったら、こんなことが起きるのではないか」「必ず人数の壁がやってくる」「100億時点ならいいかもしれないが、200億となったら今のやり方ではなく、もっとしっかり組織の底上げをしなければやっていけないよ、きっと」と言われ続けてきた。

 

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プロフィール

  • 鳥越淳司氏

    株式会社相模屋食料 代表取締役社長 

    1973年京都府生まれ。早稲田大学商学部卒業後、雪印乳業株式会社(元・雪印メグミルク株式会社)に入社。2002年、相模屋食料株式会社入社。2007年、同社代表取締役社長に就任。「焼いておいしい絹厚揚げ」「ザクとうふ」など数々のヒット商品を生み出し、2015年には豆腐業界初の売上高200億円を達成。注目のPlant-based food「ナチュラルとうふ」シリーズ・「BEYOND TOFU」などで、伝統食品おとうふの魅力を幅広い層へ伝え、注目を集めている。業界No.1になったいまも新たなチャレンジを重ね、日々おいしいおとうふづくりを追求し続けている。