TOP 本音、本気のリーダーシップの生まれ方 刈り取りと種まきの最適バランスを見つけろ。(Vol.4)

2020/03/31

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本音、本気のリーダーシップの生まれ方

第4回

刈り取りと種まきの最適バランスを見つけろ。(Vol.4)

  • スペシャル対談
  • 経営者インタビュー
  • 井上 和幸 株式会社 経営者JP 代表取締役社長・CEO
  • 伊藤 羊一氏 武蔵野大学 アントレプレナーシップ学部学部長 Musashino Valley代表 LINEヤフーアカデミア学長 Voicyパーソナリティ
 

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「経営者を語る」――今回のゲストは伊藤羊一さんです。伊藤さんは、ヤフー株式会社コーポレートエバンジェリスト、Yahoo!アカデミア学長、および株式会社ウェイウェイ代表取締役を務める一方で、『1分で話せ』、『0秒で動け』(ともにSBクリエイティブ)、『やりたいことなんて、なくていい。将来の不安と焦りがなくなるキャリア講義』(PHP研究所)などのベストセラー作家としても知られています。

 

「キャリアのつくり方」や「つまらない仕事の楽しみ方」、「本当の人脈のつくり方」などについて、弊社代表取締役社長・CEO井上和幸と語り合っていただきました。全5回でお届けします。

 

 

井上 この前の話と少しつながっているのですが、当社はエグゼクティブサーチもやっていて、チームで動いています。しかし、その一方で、いわゆるヘッドハンティング会社の人たちは、お互いの人脈(候補者)を同僚にも隠すことが多いんですね。

 

私などは、逆に知り合い同士をどんどん引き合わせてくっつけてしまいます。その方が、私がいないところでも勝手に私の話をしてくれていたりするので、人脈が広がるのです。

 

 

伊藤 「利己的な利己」の限界は、そこにありますよね。短期的には損する場面もあるのかもしれませんが、それよりもオープンにした方が、長期的には明らかに自分のためになる。

 

 

井上 そうなんですよね。

 

 

伊藤 それは性格の問題でもあり、捉えている時間軸の問題であるかもしれませんね。短期的に成果を上げようとすると人脈を隠すのもわからなくはないけれど、短期的に投資しながら最終的に大きく花を開かせようとすればするほど、地にしっかり根を張って「みんな自分の仲間」で、自分のために動いてくれる関係になっていた方がいい。

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プロフィール

  • 井上 和幸

    井上 和幸

    株式会社 経営者JP 代表取締役社長・CEO

    1966年群馬県生まれ。早稲田大学卒業後、株式会社リクルート入社。人材コンサルティング会社に転職後、株式会社リクルート・エックス(現・リクルートエグゼクティブエージェント)のマネージングディレクターを経て、2010年に株式会社 経営者JPを設立。企業の経営人材採用支援・転職支援、経営組織コンサルティング、経営人材育成プログラムを提供。著書に『ずるいマネジメント 頑張らなくても、すごい成果がついてくる!』(SBクリエイティブ)、『社長になる人の条件』(日本実業出版社)、『ビジネスモデル×仕事術』(共著、日本実業出版社)、『5年後も会社から求められる人、捨てられる人』(遊タイム出版)、『「社長のヘッドハンター」が教える成功法則』(サンマーク出版)など。

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  • 伊藤 羊一氏

    伊藤 羊一氏

    武蔵野大学 アントレプレナーシップ学部学部長 Musashino Valley代表 LINEヤフーアカデミア学長 Voicyパーソナリティ

    アントレプレナーシップを抱き、世界をより良いものにするために活動する次世代リーダーを育成するスペシャリスト。2021年に武蔵野大学アントレプレナーシップ学部(武蔵野EMC)を開設し学部長に就任。2023年6月にスタートアップスタジオ「Musashino Valley」をオープン。「次のステップ」に踏み出そうとするすべての人を支援する。また、LINEヤフーアカデミア学長として次世代リーダー開発を行う。代表作「1分で話せ」は60万部超のベストセラーに。

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