TOP 人生100年時代の“会社(カイシャ)シフト” 30代の社長が率いる会社は、すでに「出会いの社」になっている(6/7)

2020/02/07

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人生100年時代の“会社(カイシャ)シフト”

第6回

30代の社長が率いる会社は、すでに「出会いの社」になっている(6/7)

  • 経営者インタビュー
  • スペシャル対談
  • キャリア
  • 組織
  • ライフシフト・ジャパン株式会社 代表取締役CEO 大野誠一氏
  • ライフシフト・ジャパン株式会社 取締役CRO & ライフシフト研究所所長 豊田義博氏
  • 株式会社経営者JP 代表取締役社長・CEO 井上和幸

 

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人生100年時代にふさわしい会社のあり方を探索している「カイシャの未来研究会2025」。その提言内容や今後の活動を特集するこの連載。会発足の背景をお伝えした第1回、中間提言に至るまでのプロセスをお伝えした第2回、提言の概要を紹介した第3回、会のコアメンバーの1人、明治大学大学院教授の野田稔氏をお迎えした第4回第5回に引き続き、今回、そして最終回の次回は、このサイトを運営する経営者JP 代表取締役社長・CEOの井上和幸と、「カイシャの未来研究会2025」を主宰するライフシフト・ジャパンの大野氏、豊田氏の3名による鼎談をお送りします。

 

今回は井上が日頃接している経営者が率いる会社とプロジェクトの提言内容との接点を話し合いました。

 

 

 

「起業の目的はお金儲けではない」という世代

大野 最初に、私たちがつくった「会社を『出会いの社(やしろ)』にしよう。」という提言に対する率直な感想を聞かせてもらえないでしょうか。

 

井上 ここで書かれている項目というのは、これからの会社を考える時、まさしく必要なことばかりだと思います。一つひとつは目新しくはないけれど、「出会いの社」というキーワードで括ると新鮮ですね。

 

もうひとつ思ったのは、ここに書かれている全体を実践している企業がすでに相当数あるのではないか、ということです。最近、30歳前後の若いベンチャー企業のトップに会うことも多いのですが、彼らの会社では当たり前のことのような気がします。各自の「想い」を大切にし、一緒に働く「仲間」にこだわり、「変身」を恐れない。社員の誰もが人生の「主人公」になるのを応援していると。

 

大野 それは心強い。そうした印象を受けるのは、30代という経営者の年齢によるものが多いのでしょうか。

 

井上 そこは正直わかりませんが、例えばその上の世代である今の40代は就職氷河期世代で、就職には苦労した一方、その中からホリエモンに代表される起業家を輩出した世代でもあります。彼らにとって、「起業=お金儲け」という意味合いが強かったのに対し、今の30代はちょっと違うような気がします。お金という報酬に興味がないといったら言い過ぎですが、社会問題を解決するための手段の一つとして起業を選んだという人が多いのではないかと。

 

 

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プロフィール

  • 大野誠一氏

    ライフシフト・ジャパン株式会社 代表取締役CEO

    1958年生。82年早稲田大卒、リクルート入社。「ガテン」(創刊)、「とらばーゆ」、「アントレ」(創刊)、「ダ・ヴィンチ」の編集長を歴任。2001年、パナソニックに転身しデジタルテレビのネットワーク・サービス開発に取り組み、06年、大手家電メーカー共同出資によるジョイント・ベンチャー/(株)アクトビラを設立し代表取締役社長に就任、08年退任。フリーランス時代を経て、11年よりローソンHMVエンタテイメントでスタートアップ企業とのアライアンスなどを推進。現在は、葉加瀬太郎が音楽監督を務めるレーベル「HATS」で新規事業としてオンライン・ヴァイオリン・スクール「葉加瀬アカデミー」を立ち上げている。17年、NPO法人ファザーリング・ジャパン代表の安藤哲也などと共に「人生100年時代」のライフデザインを提唱するソーシャル・ベンチャー/ライフシフト・ジャパン(株)を設立。

  • 豊田義博氏

    ライフシフト・ジャパン株式会社 取締役CRO & ライフシフト研究所所長

    東京大学卒。1983年リクルート入社。数百社におよぶ企業の新卒採用戦略、広報計画業務に制作ディレクターとして長く従事。その後、『就職ジャーナル』『リクルートブック』『Works』編集長を歴任。1999年リクルートワークス研究所設立メンバー。現在は、個人の就業行動や志向・価値観の変化などを探索しつつ、若手からシニアに至るまでのキャリア支援に研究者 & 実践者として携わるパラレルワーカー。 著書に『実践! 50歳からのライフシフト術』(共著/NHK出版)『なぜ若手社員は「指示待ち」を選ぶのか?』(PHPビジネス新書)『若手社員が育たない。』『就活エリートの迷走』(ちくま新書) 、『新卒無業。―なぜ、彼らは就職しないのか』(共著/東洋経済新報社)などがある。リクルートワークス研究所 特任研究員/産学協働人材育成コンソーシアム 理事/高知大学客員教授/金沢工業大学大学院客員教授も務める。

  • 井上和幸

    株式会社経営者JP 代表取締役社長・CEO

    1966年群馬県生まれ。早稲田大学卒業後、株式会社リクルート入社。人材コンサルティング会社に転職後、株式会社リクルート・エックス(現・リクルートエグゼクティブエージェント)のマネージングディレクターを経て、2010年に株式会社 経営者JPを設立。企業の経営人材採用支援・転職支援、経営組織コンサルティング、経営人材育成プログラムを提供。著書に『ずるいマネジメント 頑張らなくても、すごい成果がついてくる!』(SBクリエイティブ)、『社長になる人の条件』(日本実業出版社)、『ビジネスモデル×仕事術』(共著、日本実業出版社)、『5年後も会社から求められる人、捨てられる人』(遊タイム出版)、『「社長のヘッドハンター」が教える成功法則』(サンマーク出版)など。