TOP スペシャルコラムドラッカー再論 技術コングロマリット企業が辿りつかざるを得ない、大きな落とし穴。

2020/02/03

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第204回

技術コングロマリット企業が辿りつかざるを得ない、大きな落とし穴。

  • ドラッカー再論
  • エグゼクティブ
  • マネジメント
  • 株式会社 経営者JP 代表取締役社長・CEO 井上和幸

 

前々号前号と「共通の技術」での多角化戦略について見てきたが、ドラッカーは、共通の技術による多角化の最大の問題は、いわゆる技術一家主義に関わる問題、すなわち技術に固有のダイナミクスによって多角化を進めた企業が抱えることになる問題だと述べている。
興味深いことにそれらの企業は、ほとんどが電機ないしは化学からスタートして分岐を重ねてきている。

 

「ドイツのジーメンスとAEG、アメリカのGEとイギリスのGE、ウェスチングハウス、フィリップス、日立製作所などは、すべて100年前に電気に関わる技術からスタートした電機メーカーである。これらの企業は、その後一歩一...

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プロフィール

  • 井上和幸

    株式会社 経営者JP 代表取締役社長・CEO

    1989年早稲田大学卒業後、リクルート入社。2000年に人材コンサルティング会社に転職、取締役就任。2004年よりリクルート・エックス(現・リクルートエグゼクティブエージェント)。2010年に経営者JPを設立、代表取締役社長・CEOに就任。 『社長になる人の条件』(日本実業出版社)、『ずるいマネジメント』(SBクリエイティブ)『30代最後の転職を成功させる方法』(かんき出版)など著書多数。