TOP とことん観察マーケティング 【第2弾】コンビニの店頭幕を見るだけ。観察から施策を実例で紐解く

2020/01/16

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とことん観察マーケティング

第29回

【第2弾】コンビニの店頭幕を見るだけ。観察から施策を実例で紐解く

  • マーケティング
  • 経営
  • 有限会社オフィスフレンジー 代表/株式会社 鎌倉新書 執行役員・マーケティング部部長 野林徳行氏

 

野林徳行です。

「KEIEISHA TERRACE」にてマーケティングコラムの連載をさせていただております。

 

29回目のコラムです。

 

『カスタマーを知る』ことの大切さを毎回書かせていただいています。

 

多くの企業では、『カスタマーを知る』ことが大事と言いながら、足元の数字を優先してしまっています。

 

足元はもちろん大事ですが、カスタマーを知ることで既存事業のPDCAは回りやすくなり、新規事業の立ち上がりは早くなります。または修正の大きさが小さくなります。

 

今回は、ずっと定点観察しているコンビニエンスストアの定点観察の第2弾。中に入らずとも4つのチェーンの店頭に立って、店頭幕を撮影して考察するだけ。誰にでもできるマーケット把握です。

第1弾はこちら

 

 

■コンビニエンスストアの「店頭幕」を意識していますか?

この企画は第2弾になります。(第1弾はこちら)2019年8月から2020年の正月までのコンビニの店頭幕をおさらいしてみましょう。

 

コンビニは、労働力確保がなかなかできない問題や、時短営業の問題など食品ロスと並んで暗いニュースが増えてきました。FCオーナーさんが本部の合意をとらず勝手に時短営業などをして、契約を解除されたりしました。ニュースはすぐに弱い者いじめのようなものを好んで報道しますが、FCである以上、一律のものは一律、個性を発揮すべきものはチャレンジというコンセンサスを得てやっていかないといけないので、そのへんをきちんと精査したうえでの報道が必要です。

 

そんな中、店頭幕というのは、作業的にもちょっと面倒なものです。脚立に上って幕を張り替える作業が2週間に1回来るのです。本部の中にもどのくらい効果があるのか?という声もあります。都心の店舗では店頭幕が張れない店舗も増えてきました。それでもなくならないのが、外に向けての発信力(店舗数というのも一因です)があるからなのです。見ていきましょう。

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プロフィール

  • 野林徳行氏

    有限会社オフィスフレンジー 代表/株式会社 鎌倉新書 執行役員・マーケティング部部長

    1964年生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。1987年リクルート入社。経営企画、事業戦略、商品企画、プロモーションプランニングなどを担当し、カスタマーを知ることに徹底的にこだわった行動で各事業の業績向上に寄与。ブックオフコーポレーションへの出向を経て、2003年ローソン入社。執行役員としてマーケティング、エンタテイメント、商品開発を担当し、数々のヒット企画を生み出した。2010年ローソンエンターメディア代表取締役社長に就任。2012年レッグス入社。CMOとしてキャラクターを活用した販売促進を強化。2016年FiNC CMO就任。人工知能を活用したヘルスケアアプリのマーケティングを推進。現在はブックオフコーポレーション取締役、高木学園マーケティング講師。著書「とことん観察マーケティング」をベースにした講演などを実施中。