TOP スペシャルコラムドラッカー再論 適切な多角化、不適切な多角化。

2020/01/06

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第200回

適切な多角化、不適切な多角化。

  • ドラッカー再論
  • エグゼクティブ
  • マネジメント
  • 株式会社 経営者JP 代表取締役社長・CEO 井上和幸

 

「企業史は、多角化には適切なものと不適切なものがあることを教えている。適切な多角化は、単一市場や単一技術の最高水準の企業に劣らない業績をもたらす。不適切な多角化は、不適切な事業に特化した単一市場や単一技術の企業並みの業績しかもたらさない。」(『マネジメント–-課題、責任、実践』、1973年)

 

このことは、多角化それ自体は良くも悪くもないということを表している。
つまりは、自らの強みを活かし、持てる資源から最大限のものを引き出すには、いかなる多角化が必要かを考えることこそ、トップマネジメントの重要な仕事だとドラッカーは言う。

 

そこ...

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プロフィール

  • 井上和幸

    株式会社 経営者JP 代表取締役社長・CEO

    1989年早稲田大学卒業後、リクルート入社。2000年に人材コンサルティング会社に転職、取締役就任。2004年よりリクルート・エックス(現・リクルートエグゼクティブエージェント)。2010年に経営者JPを設立、代表取締役社長・CEOに就任。 『社長になる人の条件』(日本実業出版社)、『ずるいマネジメント』(SBクリエイティブ)『30代最後の転職を成功させる方法』(かんき出版)など著書多数。