2020/01/08
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イマ、ココ、注目社長!
第63回
ケーキ宅配の総合プラットフォームで中小洋菓子店の巻き返しを支援したい!
- 注目企業
- 経営者インタビュー
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- 経営
- 高橋 優貴氏 株式会社FLASH PARK 代表取締役
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株式会社FLASH PARK(2009年創業)は、ケーキの総合宅配サイト「Cake.jp」を運営する会社です。お客さんは記念日用の特別なケーキを3000種類以上の中から選べることができ、またその一方で、同社と提携している全国200以上の洋菓子店は、その注文に対応できる店舗がアイドル時間を利用して、カスタマイズされた高品質な商品を提供できる――という、顧客、ケーキ店、同社にとって「三方よし」のビジネスモデルであることが特長です。
「感動が集まる場所をもっとハッピーに!」をコンセプトに掲げる同社の創業者・高橋優貴 代表取締役にこれまでの歩みと今後の展望をうかがいました。
(聞き手/井上和幸)
学生時代からFlash開発でWEB広告制作を始める。
――まずは起業した発端あたりからお伺いできればと思います。
高橋 中学校のときにYahoo!のオフィスへ見学に行って、いろいろヒアリングしたことがあって、そのときから、「ネット企業というのは他の製造業とは全然違う。そういう方向で働けたら面白いな」という気持ちがあったんです。
――原体験的に思われたのでしょうか、「ネットビジネスは面白そうだな」と。
高橋 そうですね。その働き方とか価値観みたいなことが、子供ながらにしっくりきたというか、感銘を受けたようなところがありました。
――大学在学中からWEB広告の制作を始めていて、卒業後はそのまま会社を設立されていますね。
高橋 当時、動画のような表現ができるFlashという技術が盛り上がっていたのですが、そもそもFlashをつくれる人が少なかったので、大学生でも大手広告代理店から仕事がもらえるような環境がありました。それで、就職するよりはそういう受託開発でやっていた方が面白いかなと思いました。
――最初はどういう体制でスタートされたのですか。
高橋 最初は、僕一人です。
――法人として登記したのですか。
高橋 売上が2000万くらいあったので、それだったら法人化した方がいいかなと思いました。
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