TOP スペシャルコラムドラッカー再論 バリューチェーン前後への進出、コストセンターの収益事業化の妙。

2019/12/09

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第198回

バリューチェーン前後への進出、コストセンターの収益事業化の妙。

  • ドラッカー再論
  • エグゼクティブ
  • マネジメント
  • 株式会社 経営者JP 代表取締役社長・CEO 井上和幸

 

企業を「多角化」へと突き動かす内的誘因として、ドラッカーは、まず第一に心理的な欲求があることを挙げている。
我々は、同じことの繰り返しでは飽きてしまい、違うことをしたくなる。さもなければ仕事が退屈になってしまう。これが我々を多角化へと誘う。
ここまでを前回、ご紹介した。

 

多角化への内的誘因として、ドラッカーは第二に、規模の不適切さを挙げる。どういうことだろう?

 

規模の不適切さに伴う脆さや弱点を補強するために、企業は新分野への進出を試みる。それは企業のバリューチェーンの「前方」もしくは「後方」への一貫化であるときに、最高の戦略...

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プロフィール

  • 井上和幸

    株式会社 経営者JP 代表取締役社長・CEO

    1989年早稲田大学卒業後、リクルート入社。2000年に人材コンサルティング会社に転職、取締役就任。2004年よりリクルート・エックス(現・リクルートエグゼクティブエージェント)。2010年に経営者JPを設立、代表取締役社長・CEOに就任。 『社長になる人の条件』(日本実業出版社)、『ずるいマネジメント』(SBクリエイティブ)『30代最後の転職を成功させる方法』(かんき出版)など著書多数。