TOP 成功する経営者は皆、多読家。「TERRACEの本棚」 経営者・中田敦彦の “やりたいことで食っていく” ための仕事術

2019/12/04

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第80回

経営者・中田敦彦の “やりたいことで食っていく” ための仕事術

  • 組織
  • 経営
  • PHP研究所 第二制作部ビジネス課 副編集長 大隅 元氏

 

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成功する経営者は皆、多読家。
成功している経営者が注目している、読んでいる書籍をご紹介してまいります。
今回は、『労働2.0 やりたいことして、食べていく』
本書の編集を手掛けられた、PHP研究所の大隅元氏に見どころを伺いました。

 

 

「やりたくない仕事をやらされるのが辛い?その認識は間違っていますよ。なぜなら、あなたは“労働者”だからです」

 

 

核心を衝く返答に、思わず「え~」と唸り声をあげてしまいました。
誰しも「会社(上司)は何もわかっていない。自分の思うように仕事をさせてくれ!」という不満を抱いた経験があるでしょう(私もあります)。
しかし、彼は違います。

 

 

「あなたは経営者(資本家)に雇われている立場の人間、そう、労働者です。だったら、会社や仕事の内容に不平・不満を言うのは的外れであり、それを望まないのなら、自ら資本家になって雇う側になるべきじゃないですか?」。

 

 

そう続けられ、私が何度も膝を叩いたのは言うまでもありません。

 

このやりとりから、本書『労働2.0』の制作はスタートしました。
相手はもちろん、著者の中田敦彦さんです。中田さんはご存じ、吉本興業所属のオリエンタルラジオのメンバーです。

 

しかし、それは一面の姿にすぎません。アパレルブランド「幸福洗脳」を立ち上げた経営者であり、アーティスト(RADIO FISH)としても活躍。そして今年、なんとユーチューバーデビュー。「中田敦彦のYouTube大学」の会員数が120万人を突破するなど、フィールドを選ばないボーダレス・エンターテイナーとして活動しています。

 

芸能事務所に所属しながら複数の稼ぎ口をもつ中田さんは、いわば「サラリーマン」が起業・副業で稼ぐロールモデルとして、ビジネスパーソンが参考にできる点がたくさんあります。

 

本書では、そんな中田さんの働き方改革とその実践例、成功法則が、これでもかというほど豊富に紹介されています。たとえば、

 

 

「自分の個性を掛け合わせて“武器”にする」
「素人だからこそ新規参入する」
「とにかく“やりたい”と叫ぶ」・・・・・・。

 

 

一見、他のビジネス系自己啓発書にも似たことが書かれていそうですが、中田さんの場合は自ら実践し、失敗から学んだことも隠さず正直に伝えている点で、説得力が違います。

 

実際、「幸福洗脳」の立ち上げ当初、1枚もTシャツが売れず頭を抱えますが、その後、外部の意見を積極的に取り入れるなどして、トライ&エラーを繰り返すことでブランドを急成長させました。

 

才能なんてなくてもいい、まずはやってみよう――。
本書は、「好きなことをして食っていきたい」「とにかく世界中の人に注目されることがやりたい」と志すビジネスパーソンの背中を力強く押してくれるは...

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プロフィール

  • 大隅 元氏

    PHP研究所 第二制作部ビジネス課 副編集長

    2008年、PHP研究所に入社。法人営業、人材教育、月刊誌『Voice』編集を経て、現在はビジネス書・新書を制作。主な担当作は、『定年まで待つな!』(成毛眞箸)、『年金だけでも暮らせます』(荻原博子箸)、『労働2.0』(中田敦彦箸)、『トップも知らない星野リゾート』(前田はるみ箸)、『学びなおす力』(石川康晴著)など。「1時間で読了できる勢いのある新書」「本棚に置いたらモテる!かっこいいビジネス書」づくりをモットーに、企画・編集からライティング、営業、PRまでこなす万能編集者。 ツイッターアカウント:@osumigen