TOP イマ、ココ、注目社長! 次世代型エネルギー基幹システム「Panair Cloud」で電力事業にイノベーションを起こす。【後編】

2019/11/01

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第52回

次世代型エネルギー基幹システム「Panair Cloud」で電力事業にイノベーションを起こす。【後編】

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  • 株式会社パネイル 代表取締役社長 名越 達彦氏

 

株式会社パネイル(2012年創業)は、「エナジーテック」(エネルギー×テクノロジーの略)領域のスタートアップ。世間にはまだその名は浸透しているとはいえませんが、最近では日経新聞の選ぶNEXTユニコーン2位にも選ばれた同領域期待のリーディングカンパニーです。

 

大学時代は独学で学んで「鳥人間コンテスト」で優勝するなど、好奇心と向学心とチャレンジ精神にあふれた名越達彦氏に経営者としてのお考えや、今後の展望について話をうかがいました。

自分よりも優秀な方を受け入れ続けられる器であることが、経営者としてあるべき姿。

――ところで、未知のところにチャレンジしていく、あるいは、ピンチをチャンスに変える力がある、といった起業家としての名越さんの原点には、ご実家の家業やご両親の影響もありますか。

 

名越 二つあると思っています。まず一つは、家庭環境です。私の実家は、山口県の岩国というところのトラックの修理屋でして、従業員3人でやっていました。終戦直後の、何もない焼野原から商売を始めてきました。これも一つのベンチャーですよね。

 

実家もさることながら、親戚もみんなサラリーマンの家ではなく、何かしら家業をやっていましたので、逆に言うと、サラリーマン気質でどういう風に世の中を生きていくのかというところがわからないんです。

 

でも、商売をやって生きていくということだけは何となくやり方が、というか空気感がわかる。それは、「お客様に対して喜んでもらえることをやろう」ということです。

 

もう一つは、中高で「国立広島大学附属」という非常に自由な校風な学校に通っていたことです。本当に何をやってもいいという空気感があって、勉強も個人的な趣味の活動についても、「スキルは己で身に付けよ。授業で教わろうとするな」みたいな学校でした(笑)。

 

だから、当時は、インターネットに熱中してパソコンも見よう見まねで触り、独学でひたすら学んでいました。自習力というか、自分で何かスキルをキャッチアップする力は、そういった環境の中で習慣として身に付いたと思います。

 

 

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プロフィール

  • 名越 達彦氏

    株式会社パネイル 代表取締役社長

    1981年山口県岩国市生まれ。 広島大学附属中学校在学時代、インターネットに出会う。東京工業大学工学部開発システム工学科卒業。 在学中に所属していた「人力飛行機サークル“Meister”」で、技術統括を担当。 2001年鳥人間コンテスト人力プロペラ機部門でチームを初優勝に導く。 卒業後、株式会社ディー・エヌ・エーに入社。営業・人事・マーケティング・エンジニアリングなど多様な業務に従事。 2009年株式会社エイチーム入社。 事業開発室長として、全社新規事業を統括し、ライフスタイルからエンターテインメントにわたるまで、様々な事業の立ち上げに成功。 退職後、セブ島、ニューヨーク、ソウル、香港、マカオ、バミューダ島など、各国を巡る。 帰国後2012年、株式会社パネイルを創業。株式会社ディー・エヌ・エーと株式会社エイチームの2社でIPOを経験。 現在、株式会社パネイルで、3社目のIPOを目指している。