2019/10/22
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売れる営業パーソンはどのようにして育つのか?
第1回
営業パーソン各自の課題は、職場と連携したオンライン研修だから解決できる。(1/5)
- キャリア
- スペシャル対談
「経営者を語る」――今回の対談は、『リクルート流 「最強の営業力」のすべて』(PHP研究所)など営業関連の著書を多数上梓され、オーダーメイド型営業研修および法人営業コンサルティングを展開されている大塚寿さん(エマメイ コーポレーション 代表取締役)をゲストにお迎えします。
対談のテーマは、「売れる営業パーソンはどのようにして育つのか?」———。
営業パーソンを育てるのが難しい理由や育てるための原理原則、また、最近大塚さんが力をいれていらっしゃる『営業サプリ』(法人向けオンライン学習サービス)について、弊社代表取締役社長・CEO井上和幸が語り合いました。全5回でお届けします。
井上 まず早速はじめにですが、いま大塚さんが取り組まれている『営業サプリ』は、どんな内容なのですか。
大塚 『営業サプリ』は営業スキルに特化した法人向けオンライン学習サービスですが、単に動画を見るだけのeラーニングではありません。特長は、①サプリコーチと職場コーチが一人ひとりにマンツーマンで個別指導をすること、②小さな単位で《学ぶ→実践する→フィードバックを受ける》を何度も回すマイクロラーニングであること、③そこに職場の上司やメンバーも参加できること――などです。受講者が自分のロールプレイ動画をアップロードすると、それを見たメンバーからコメントをもらえる機能も用意しますので、現場でのOJTと連動しやすい内容になっています。
井上 それは興味深いですね。大塚さんが、この『営業サプリ』を始められたきっかけは何だったのですか。
大塚 10数年前から――今の言葉で言うと「マイクロラーニング」ですが――、eラーニングみたいなものが流行りましたよね。その頃から、営業でeラーニングができるかということは言われていました。
ただし、当時の私の見解は、「絶対にできない」。マンツーマンでやるのが営業なのだからeラーニングなんかできるわけがないと思っていました。
ところが、うちの息子の受験を見ていて考え方が変わりました。私たちのやってきた受験のやり方は、「河合塾に行きました。駿台予備校に行きました。大教室で200人の授業を受けました」というものでしたが、息子たちの世代には1対1とか1対2の個別授業になり、テレビでよく見かける林修先生のようなビデオ授業が出てきて、ついには、リクルートの『受験サプリ』(現スタディサプリ)が登場しました。スマホで、好きなときに、自分に必要な授業を繰り返し見られる時代になった。うちの息子がそれをやっていたのですが、その様子を見ていて、「へえ、こういう時代なんだな」と思っていたら、中堅の一貫校から現役で医学部に受かってしまった...
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