TOP スペシャルコラムドラッカー再論 中企業のマネジメントは、こうあればよい。

2019/09/30

1/1ページ

第190回

中企業のマネジメントは、こうあればよい。

  • ドラッカー再論
  • エグゼクティブ
  • マネジメント
  • 株式会社 経営者JP 代表取締役社長・CEO 井上和幸

 

前回まで見てきた通り、ドラッカーはどうやら中企業を一つの望ましい状態と捉えている節がある。

 

「中企業はすでにそれぞれの分野で一流である。他の企業にはできないことを楽にこなしている。したがって、自信過剰となっている恐れがある。有能であるがゆえに日常が平凡である。危機など滅多にやってこない。誰もが行うべきことを知り、それらのことを行なっている。したがって、新しく興奮させられることをしたいという欲求に常にさらされる。」(『マネジメント–-課題、責任、実践』、1973年)

 

こうして中企業は、自分たちの能力、知識、スキルを多少なりとも適用...

こちらは会員限定記事です。
会員登録をしていただくと続きをお読みいただけます。

プロフィール

  • 井上和幸

    株式会社 経営者JP 代表取締役社長・CEO

    1989年早稲田大学卒業後、リクルート入社。2000年に人材コンサルティング会社に転職、取締役就任。2004年よりリクルート・エックス(現・リクルートエグゼクティブエージェント)。2010年に経営者JPを設立、代表取締役社長・CEOに就任。 『社長になる人の条件』(日本実業出版社)、『ずるいマネジメント』(SBクリエイティブ)『30代最後の転職を成功させる方法』(かんき出版)など著書多数。