TOP 【私が経営者になった日】村上清貴氏 方向性を定めるのが経営者の役目(5/5)

2019/08/26

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第5回

方向性を定めるのが経営者の役目(5/5)

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  • 株式会社村上農園 代表取締役社長 村上清貴氏

 

●年商の半分を投資する大きな決断

社長にはなって、組織の改革に着々と取り組んでいても、100%の株を保有する先代がオーナーで、村上氏はいわば雇われ経営者だった。

 

「株を持っているオーナーは、社長をいつでも解任できる。私も先代から社長を譲り受けたとはいっても、彼の気持ち次第で変わる可能性はないとは言えない状況はしばらく続きました。中小企業では、社長になることではなくて、本当に株も含めた実権を完全に握ることが重要なのだと思います。

 

そういう意味で私が2007年に社長になって、体質改善は進めてきましたが、経営者として完全に自分の思いどおりにやろうと思ったのは2010年です。そのときに当時...

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プロフィール

  • 村上清貴氏

    株式会社村上農園 代表取締役社長

    1960年、山口県生まれ(旧姓:田村)。広島大学総合科学部卒業後、83年にリクルートに入社。入社2年後には、求人誌事業の宇都宮営業所のリーダーとしてその地区の実質責任者を任される。その後、リクルート内でNTT回線リセール法人営業担当後、88年にリクルート映像に異動し、営業課長、マーケティング企画課長などを経験。創業者である叔父に請われ、93年、当時カイワレ大根専業大手であった村上農園に入社。97年、O-157騒動による大幅な売上減により倒産の危機に見舞われるが、以来10年間、農場内に住み込み、再建を主導。この間、「豆苗」、「スプラウトシリーズ」を商品開発し、日本の市場に新野菜として定着させる。01年には国内初の本格的な機能性野菜「ブロッコリースーパースプラウト」を開発し、注目を集める。07年より現職。 好きな言葉:「勝者には偶然があり、敗者には必然がある」「ピンチはチャンス」