TOP 【私が経営者になった日】村上清貴氏 危機にこそチャンスがあると考える。(3/5)

2019/08/05

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第3回

危機にこそチャンスがあると考える。(3/5)

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  • 株式会社村上農園 代表取締役社長 村上清貴氏

 

●10打数10安打を目指す

村上氏が1993年に入社して3年、生産から営業に移って1年ちょっと経った1996年8月に、カイワレ大根にO-157の風評被害が起きる。これは会社にとって非常に大変なことだったが、村上氏にとってはまさにチャンスでもあった。

 

先代をはじめとした既存の社員が作って確立されてきたカイワレ大根のマーケットに、後から参加した形になっていた村上氏は、この危機に自分の出番が来たと思った。

 

「O-157の風評被害で売り上げは3割まで落ちました。本当に大変な状況です。先代は『そういうときは、じっとしておかないと駄目だ。嵐が通りすぎるのを待つ。動いてもろくなことはない』...

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プロフィール

  • 村上清貴氏

    株式会社村上農園 代表取締役社長

    1960年、山口県生まれ(旧姓:田村)。広島大学総合科学部卒業後、83年にリクルートに入社。入社2年後には、求人誌事業の宇都宮営業所のリーダーとしてその地区の実質責任者を任される。その後、リクルート内でNTT回線リセール法人営業担当後、88年にリクルート映像に異動し、営業課長、マーケティング企画課長などを経験。創業者である叔父に請われ、93年、当時カイワレ大根専業大手であった村上農園に入社。97年、O-157騒動による大幅な売上減により倒産の危機に見舞われるが、以来10年間、農場内に住み込み、再建を主導。この間、「豆苗」、「スプラウトシリーズ」を商品開発し、日本の市場に新野菜として定着させる。01年には国内初の本格的な機能性野菜「ブロッコリースーパースプラウト」を開発し、注目を集める。07年より現職。 好きな言葉:「勝者には偶然があり、敗者には必然がある」「ピンチはチャンス」