TOP 成功する経営者は皆、多読家。「TERRACEの本棚」 日報こそ、中小零細企業の「最強の武器」だ!

2019/07/29

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第56回

日報こそ、中小零細企業の「最強の武器」だ!

  • 組織
  • 経営
  • 日経BP 書籍編集者 沖本 健二氏

 

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成功する経営者は皆、多読家。
成功している経営者が注目している、読んでいる書籍をご紹介してまいります。
今回は、『小さな会社の売上を倍増させる 最速PDCA日報』。
編集を手掛けられた日経BPの沖本健二氏に、本書の見どころを伺いました。

 

 

中小零細企業の経営者は、「実務」も「経営」もしなければならないプレイングマネジャーだ。
けれども、多くの場合、目の前の「実務」に時間を取られてしまい、新製品(新サービス)の企画や販促計画といった「経営」がおろそかになる。

 

本書は、著者が開発した「PDCA日報」を通じて、「実務」と「経営」を両立させて売上を倍増させる方法を、事例ベースでやさしく解説する。

 

実際、中小零細企業の経営者が売上を伸ばせるかどうかは、経営者がPDCA(計画・実行・振り返り・改善)をきちんと回せるかどうかにかかっている。学校の勉強でも、毎日、授業の前に予習し、授業が終わってから復習すれば、成績は必ず伸びる。経営も、まったく同じだ。

 

事前に計画(Plan)を立てて準備し、実際に行動(Do)し、行動後に振り返り(check)、いたらない点を改善する(Action)。
これを毎日繰り返していけば、業績は必ず伸びる。「PDCA日報」は、この一連のプロセスを実行しやすくするために開発されたものだ。

 

日報の書き方を紹介すると、朝5分で一日の予定を書き、昼は業務中に気づいたことをちょこちょこメモし、夜7分で一日を振り返り、「よかったこと」はルール化、「悪かったこと」は改善、あるいはやめる。

 

これを毎日繰り返すと、「よかったこと」がどんどん増えるので、結果的に経営が改善され、確実に業績に反映されていく。

 

しかし多くの人は、PDCAを頭の中で回そうとして失敗する。それはなぜか。人はすぐ忘れるからだ。PDCAを着実に回していくには、記録するためのツール、つまり日報が欠かせない。

 

本書の中には、売上を倍増させた地方の中小零細企業がケーススタディーとして紹介されている。

 

あるカレー店では、毎月工夫を凝らした新メニューを出すことで客の来店頻度を上げることに成功した。その店主の日報には「新メニュー案」の項目があり、毎日、何らかのアイデアを書き込む。1カ月に30個もニュー案を考えれば、一つくらいは画期的なアイデアが出てくる。これぞ、日報の力だ。

 

本書では、PDCA日報の活用法のほか、中小零細企業が苦手とする「販売促進・マーケティング」と「財務」についても、著者の独自のツールを用いて、ソリューションを提供する。

 

書籍の中に登場した日報などのフォーマットの無料ダウンロード、著者による62分の動画セミナー視聴が購入者特典となっているので、ぜひ活用していただきたい。

 

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プロフィール

  • 沖本 健二氏

    日経BP 書籍編集者

    月刊誌『日経ベンチャー』、『日経ヘルスケア』などを経て現職。趣味は銭湯巡り。