2019/07/04
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2030年に向かえ! リーダーのためのキャリアメイク戦略
第17回
候補者のあなたは、企業側、社長からこう見られる。
- 転職
- キャリア
- 井上 和幸 株式会社 経営者JP 代表取締役社長・CEO
【この記事でわかること】
・採用候補者と案件のマッチングのポイント
・人材紹介における「フィット感」という視点
・採用活動であなたが企業側に説明すべきこと
◆人材コンサルタントは候補者と案件のマッチングをどう見ているか?
ここから先は、ミドルシニアの皆さんは企業や経営者からどんな見られるのかという話を、人材ビジネスをしている立場からお話をしていこうと思います。
以前、本連載で取り上げた内容も一部ありますが、復習する意味合いでお読みいただければ幸いです。内容が重複するために割愛したものについては、リンク先のアーカイブの該当ページをご覧ください。
図表(6)
図表(6)にまとめたのは、我々が転職や採用の支援をしているときに、候補者の方と案件(ポジション)の「ウリ」をどのように見て、どうマッチングしているかということです。
候補者(キャンディデート)の方の「ウリ」になるのは、その方のバックグラウンド(職務歴、企業歴、学歴、人脈)の特徴や、キャラクター、志向性、こだわり、ものの見方、そして、どのようなところに力量の発揮ポイント(強み、得意そうな局面/不得意そうな局面)があるか、といったことです。
一方、案件側のポイントとしては、職務内容であったり、どのような人がフィットしているかが大事です。とはいえ、案件、ポジションと言っても職場のムード・局面もありますし、会社そのものの事業内容の特徴もあります。もっと大きく見ると、業態の特徴というのもある。製造業かサービス業か、ITかメーカーか、そういったところから表れてくる、いわく言い難いところも含めた特徴もあります。
また、業界の局面もあると思います。例えば、半導体業界などは数年ごとに好況不況が繰り返されていますが、攻守交代が結構ずっと続くような場所にいらっしゃると、経営の考え方も難しいですし、業界の特徴のようなものがあると感じることもあります。
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