TOP 私が経営者になった日 【藤波克之氏】ガテン系の家業よりも、大企業を選びたかった。(2/5)

2019/04/29

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第17回

【藤波克之氏】ガテン系の家業よりも、大企業を選びたかった。(2/5)

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  • 経営者インタビュー
  • FSX株式会社 代表取締役社長 兼 最高経営責任者 藤波克之氏

 

●NTTグループへの就職を喜んだ両親。

藤波氏は、新卒で入社したNTTグループから、2004年10月に家業である前社名の藤波タオルサービスに転職する。30歳だった。

 

「長男でしたが、父親から家業に戻ってこいと言われたことはなかったですね。基本的に父は “世襲制では会社は良くならない”とずっと言ってきたような人で、僕も、そのつもりなど全くありませんでした。ただ、両親の本音は少し違っていたと思います。」

 

大学生時代には、アルバイトとして家業を手伝って、その面白みや楽しさは感じていた。

 

「この10年ぐらいで企業らしくなりましたが、それまでは、ほぼ多摩エリア中心のいわゆる町工場みたいなガテン系のおしぼりのレンタル製造でしたから。その家業をすぐに継いで一生の仕事にするというより、一度は、社会に出て、社会人としての経験を学び、いつかは家業に戻ってきてもらいたいと、両親は思っているようでした。なので、大学を卒業してNTTグループに入社したことは、すごく喜んでいましたよね。“何かあったときには手伝って”くらいの感じでした。」

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プロフィール

  • 藤波克之氏

    FSX株式会社 代表取締役社長 兼 最高経営責任者

    1974年 東京都国立市生まれ。 法政大学社会学部応用経済学科卒業。 大学卒業後、NTTグループを経て2004年に前身である藤波タオルサービス※へ入社。 2009年 代表取締役専務 2013年9月 代表取締役社長就任 (現職) ※2016年11月に現社名へ変更 社長就任後は、CI(コーポレートアイデンティティ)の構築やおしぼり冷温庫「REION」の開発や新市場への展開、そして海外へ日本のおしぼり文化の発信に努め、イノベーション創出に向け、着実な経営を進めている。また、障がい者雇用にも関心が高く「新・ダイバーシティ経営企業100選」にも選ばれた。