TOP 成功する経営者は皆、多読家。「TERRACEの本棚」 テクノロジーの変化にどう対応する?キーワードは「サイボーグ化」。

2019/05/08

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第37回

テクノロジーの変化にどう対応する?キーワードは「サイボーグ化」。

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  • 経営
  • 株式会社きずな出版 編集部 澤 有一良氏

 

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成功する経営者は皆、多読家。
成功している経営者が注目している、読んでいる書籍をご紹介してまいります。
今回は、『サイボーグ時代 ―リアルとネットが融合する世界でやりたいことを実現する人生の戦略』。
編集を手掛けられたきずな出版の澤有一良氏に、本書の見どころを伺いました。

 

 

人工知能やロボティクスが人間の仕事を奪う――。
そうした「脅威論」の文脈で語られてしまうくらい、テクノロジーの発達は加速しています。

 

では、私たちはテクノロジーと、どう付き合うべきか。

 

そうした疑問に対し、「サイボーグ化」という言葉で明快に答えてくれたのが、本書の著者・吉藤オリィ(本名:健太朗)さんです。

 

吉藤さんは自らの分身となるロボットOriHime(オリヒメ)をはじめ、「人間の孤独を解消する」というミッションにしたがって、さまざまなツールを生み出している、テック界の若き鬼才です。

 

では、「サイボーグ化」とは何か。
吉藤さんは、本書で次のように定義しています。

 

「『これがやりたい』という人の意思に基づき、テクノロジーがその人の能力となり、生活、人生となめらかに融合すること」

 

たとえば、スマートフォンは私たちにとって手放せないツールであり、私たちの能力(調べる力、覚える力など)を拡張してくれます。
つまり、私たちはすでにスマートフォンと実質的に融合している(体の一部になっている)わけです。

 

最新のツールを知り、自分の能力としていち早く取り入れ、自らのサイボーグ化を進めた人のほうが優位性を持つ。すでにそういう社会が到来しており、今後はその流れがさらに加速します。

 

本書では未来に適応し、自らをよりサイボーグ化するためのアドバイス(戦略)がまとめられています。
たとえば、そのうちの1つが
「自分より若い人間に弟子入りする」
ということです。

 

日本では従来、「年上のほうがたくさん経験を積んでいるからすごい、偉い」という固定観念がありました。
しかし、テクノロジーが日進月歩で発達する現代においては、むしろ最新技術に明るい若者に
「いまはどういうツールがあるの?」
「どうやって使えばいいの?」
と、年長者のほうが教えを請うべきだ、と吉藤さんは述べています。

 

ほかにも、

 

  • 自分の「できないこと」をオープンにする
  • 複数のコミュニティに所属する
  • 自分をタイムトラベラーだと思う
  • 他人にバカにされることをする

 

など、吉藤さん独特の言葉で、来るべきサイボーグ時代で生きるヒントを伝えてくれます。

 

自らの思考と行動をアップデートし、未来をしなやかに生き抜きたい、と考えている方に、読んでいただきたい一冊です。

 

『サイボーグ時代 』

著者:吉藤 オリィ

出版社:きずな出版

価格:1,598円(税込)

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プロフィール

  • 澤 有一良氏

    株式会社きずな出版 編集部

    1987年生まれ、新潟県出身。編集プロダクションでの勤務を経て、2015年から出版社にて書籍の編集業を開始。2018年より現職。ビジネス実用、マネー、自己啓発書などを中心に企画・制作。おもな担当作品は『家なんて200%買ってはいけない!』『聴くだけで集中力が高まるビジネス瞑想CDブック』『巨悪の正体』『老後の運命は54歳で決まる!』など。